対談
術後腎不全をどうするか
太田 和夫
1
,
川野 辰夫
2
ÔTA Kazuo
1
,
Tatsuo KAWANO
2
1東京女子医科大学理論外科
2共済組合連合会立川病院外科
pp.218-233
発行日 1971年2月20日
Published Date 1971/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407205301
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人工腎臓や腹膜灌流など人工透析療法の導入で急性腎不全に対する積極的な治療が行なわれるようになり,その成績も一段と向上してはきたが,まだ50%に近い死亡率であり,十分満足すべきものとはいい難い.これには多くの原因があるが,急性腎不全に対する認識の不足も大きく影響していよう.今回は術後に急性腎不全がおきた場合,どのように考え,いかに対処すればよいかという点を実際的な面を中心に話し合つていただきました.
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