特集 外科と保険診療
                        
                        
                
                  
                  
                  
                  
                            
                                    
                                    
                                    
                                    
                            
                            
                
                
                
                            
                            
                  
                            
                                
                            
                        
                
                
                
                            
                        
                
                
                            
                            
                            
                  
                            
                                    
                                    外科医としての希望
                                    
                                    
                            
                            
                        
                
                
                            
                            
                                
                                    
                                        
                                            
                                                福田 保
                                            
                                            1
                                        
                                        
                                        
                                        
                                            
                                        
                                    
                                
                                
                                    
                                
                            
                        
                
                
                
                  1順大堂大学
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                
                            
                            
                        
                
                            
                            
                        
                
                pp.1603-1606
                
                
                
                  
                  
              
              
              
                  発行日 1964年12月20日
                  Published Date 1964/12/20
                
                
                
                DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407203486
                
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はじめに
今より30数年前健康保険制度ができた当時は,労働者救済のために定められたもので,医師側でも好意を示して,保険制度の軽費診療に協力したものであつた.当時は主として自由診療であつて,軽費診療の%は極めて僅であつたので,経済的にも十分カバーできたものであつた.
ところが,保険診療が著るしく発展し,保険組合が続出し,現在では国民保険まで制定され,正に国民皆保険に発展したことは,日本国民としてはきわめて幸福なことで,双手を挙げて替成するものである.

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