口絵
明日への希望
pp.2-4
発行日 1955年8月15日
Published Date 1955/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661909884
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疾患や外傷などの治療医学のあと,一応症状の固定状態のまま低格能力者になつた人達を,各人に残つている全機能を活用して日常生活の身のまわりの始未と,働くことが出来るように治療し訓練して,社会への復帰医学が,ここでおこなわれている。
入所者は,比較的重度の身体障害者で,更生計画は,過去の環境,生活歴,職歴などについて,医学的,心理学的,社会環境的立場から判定を行い,最適の職業をえらび,必要に応じて,職能整形外科手術をし,つづいて理学療法,作業療法,義肢訓練のうえに,職業指導を行つている。
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