やさしい目で きびしい目で・35
これからの希望として
西田 朋美
1
1横浜市立大学医学部眼科
pp.1683
発行日 2002年11月15日
Published Date 2002/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410907982
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早くも今回の連載の最後となった。何を書こうかと迷ったが,今,私が患者さんと一緒に活動していることをご紹介できたらと思っている。
ひとつには,2001年の春に私は共著で1冊の本を出版した。もしかしたらご存じの方もおられるかもしれない。主婦の友社からで『お父さんの失明は私が治してあげる』というタイトルである。3部構成になっており,父のベーチェット病と闘う半生記,私のこれまでの生い立ち,最後に大野教授のベーチェット病に関するわかりやすい解説となっている。私たち著者一同の共通の願いは,この本を通じてベーチェット病のことをもっと知ってほしいということだ。もしもご興味がある方がいらしたら,ぜひお読みいただけると幸いである。
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