特集 手こずつた症例―私の経験した診断治療上の困難症(Ⅱ)
脳腫瘍・聴神経腫瘍・松果体腫瘍
植木 幸明
1
,
富田 拓
2,3
1新潟大学
2新潟大学医学部脳外科大学院
3新潟大学医学部脳外科研究施設
pp.761-768
発行日 1962年8月20日
Published Date 1962/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407202944
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
非定型的症状を呈し,全く積極的治療を為し得ず終つた小脳腫瘍,脳腫瘍の中では診断され易すく,手術的予後も良好である聴神経腫瘍で診断に迷つた例および診断に誤りはなかったが,術前術後の管理で,非常な困難を感じさせた,松果体腫瘍の例の計3例についてその経過を報告し御参考に供し度い.
Copyright © 1962, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.