Japanese
English
症例
三家族に見られた骨形成不全症の8例
8 Cases of Osteogenesis imperfecta observed in 3 Families
岡田 皖
1
,
前原 三郞
1
,
山田 進二
1
,
佐々田 武
1
,
高舜 琛
1
,
眞継 猛
1
,
北村 淸吾
1
Kan Okada
1
1京都府立医大整形外科教室
1Orthopedic Dept Kyoto Prefectural Medical College
pp.845-850
発行日 1956年12月20日
Published Date 1956/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407201885
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骨形成不全症(Osteogenesis imperfecta)は1833年はじめてLobstein1)−5)により特発性骨脆弱症(Osteopsathyrosis idiopathica)として記載され,1848年Vrolik1)−5)により骨形成不全症なる名称を与えられた疾患である.
本疾患に遺伝性があることは古くから知られており,Looserは本症患者の15%に家族的出現を認め,浦山4)は本邦文献記載例105例を集めその14.3%に出現を,また池田6),7)は本邦報告の139例を蒐集して18.9%に家族的発生を認めている.
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