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頸動脈毬の局所解剖所見—特に神經支配に就て
野口 芳昭
1
1千葉醫科大學第二外科
pp.18-20
発行日 1947年8月20日
Published Date 1947/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200232
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頸動脈が頸動脈竇と連絡して居り,多くの神經の支配を受けて居ることを研究するのは,この頸動脈の生理を考察する上に非常に興味深いことである。
Ask-upmask,Gerard,Rillirgsley,Princeteon氏等は頸動脈毬と交感神經,迷走神經,舌咽神經等との關係を記載して居り,我が國でも九大の佐藤氏が同様のことを述べて居る(1932)。又N. B. Tchibeckacher(ソ聯)は(1938)舌咽神經,頸動脈神經,迷走神經,上頸部交感神經節と頸動脈毬との關係を述べ更に三叉神經との關係まで述べて居る。
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