臨床講義
網膜色素変性に対する頸動脈毬摘出の效果に就て
中村 康
1
,
斎藤 規子
1日本医大
pp.338-344
発行日 1950年8月15日
Published Date 1950/8/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1410200652
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本日は網膜色素変性に頸動脈毬摘出した効果に就て述べやうと思ふ.
網膜色素変性は其発病期に依て 先天性型 小兒型(生後1ケ年以内発病) 單純型 痴呆合併型 青年型(15,6歳頃迄に発病) 單純型 痴呆型 壮年老年型を区別する,全身症として身体小躯,聾,雜聽,痴呆,癇癪,大脳性失調,四肢畸型等を伴うものがあり殊に痴呆を伴うものはStock-Spielmeiyer氏型と言う.
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