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特集 早期胃癌の外科治療を極める—「EMR 適応外」への安全で有益な縮小手術を求めて
手術手技のポイント
幽門側胃切除術でどこまで高位までとれるのか—上部早期胃癌に対する腹腔鏡下高位幽門側胃切除術の適応と手技
Indication and techniques of laparoscopic subtotal gastrectomy for early gastric cancer at the upper third of the stomach
大橋 学
1
,
比企 直樹
1
,
入野 誠之
1
,
布部 創也
1
,
佐野 武
1
,
山口 俊晴
1
Manabu OHASHI
1
1がん研有明病院消化器センター外科
pp.1476-1481
発行日 2014年12月20日
Published Date 2014/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200146
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【ポイント】
◆術前に病変の位置を把握し,食道胃接合部を温存する切除線を設計しておくことは必要であるが,術中は口側断端の距離と内視鏡の通過性の確認がより重要である.
◆病変の近傍に,陰性生検に基づいたマーキングクリップを2か所置いたほうが確実な口側断端が確保できる.
◆術中内視鏡の切除胃側内での反転操作で,マーキングクリップを確認して確実に口側断端を確保する.断端の術中迅速診断も必須である.
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