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特集 進歩する消化器外科手術―術式の温故知新
〔術式別〕
膵頭十二指腸切除術の温故知新
Carrying knowledge into new fields in pancreaticoduodenectomy
田島 秀浩
1
,
北川 裕久
1
,
牧野 勇
1
,
林 泰寛
1
,
中川原 寿俊
1
,
宮下 知治
1
,
高村 博之
1
,
太田 哲生
1
Hidehiro TAJIMA
1
1金沢大学消化器・乳腺・移植再生外科
pp.48-52
発行日 2013年1月20日
Published Date 2013/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104422
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【ポイント】
◆膵頭十二指腸切除術(PD)は19世紀末に始まり,再建方法,膵消化管吻合法および切除範囲を中心に様々な変遷を経て現在に至っている.
◆膵消化管吻合はいまだに手技が統一されておらず,ドレナージおよび再建方法も最良の方法は確立していない.
◆われわれでは腹側膵領域の膵頭部癌に対してmesopancreatoduodenum(meso-PD)を意識した幽門輪温存PD(PPPD)を基本とし,症例を選んでSMA神経叢全周性郭清やSMA合併切除を行っている.
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