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特集 ここがポイント!—サルコペニアの病態と対処法
各論1・関連要因とその対処法
周術期における腸内環境の改善とサルコペニア予防の重要性
The role of gut environment and sarcopenia in perioperative period
宮下 知治
1
,
大畠 慶直
1
,
岡本 浩一
1
,
中沼 伸一
1
,
牧野 勇
1
,
木下 淳
1
,
田島 秀浩
1
,
高村 博之
1
,
二宮 致
1
,
伏田 幸夫
1
,
太田 哲生
1
Tomoharu MIYASHITA
1
1金沢大学附属病院 消化器・腫瘍・再生外科
pp.1462-1467
発行日 2018年12月20日
Published Date 2018/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212302
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【ポイント】
腸内環境の改善対策として
◆グルタミン療法による腸管粘膜の強化とBCAA投与を併施した運動療法により,骨格筋・腸管・肝臓の臓器相関ネットワークを活用する.
◆シンバイオティクス(プロバイオティクスとプレバイオティクス)療法による共生腸内細菌を活用する.
◆以上のように,腸管粘膜の強化と腸内細菌叢の正常化による腸管免疫・バリア機能の維持と運動療法を併施したサルコペニア対策により,周術期合併症の軽減を図る.
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