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特集 ガイドラインには書いていない 大腸癌外科治療のCQ—妥当な治療と適応を見直そう
術前CRTを施行した直腸癌に予防的側方郭清は推奨されるか
Is prophylactic lateral lymph node dissection necessary after preoperative chemoradiotherapy for rectal cancer patients?
安井 昌義
1
,
松田 宙
1
,
西村 潤一
1
,
原口 直紹
1
,
仲井 希
1
,
秋田 裕史
1
,
和田 浩志
1
,
大森 健
1
,
宮田 博志
1
,
大植 雅之
1
Masayoshi YASUI
1
1大阪国際がんセンター消化器外科
キーワード:
直腸癌
,
術前治療
,
骨盤内側方郭清
Keyword:
直腸癌
,
術前治療
,
骨盤内側方郭清
pp.184-187
発行日 2022年2月20日
Published Date 2022/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213621
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【ポイント】
◆進行直腸癌に対する骨盤内側方リンパ節郭清は,局所制御と生存率改善が期待される手技である.
◆腫大した側方リンパ節がない症例においては,術前化学放射線療法および直腸全間膜切除による治療後の側方領域局所再発は低頻度である.
◆術前化学放射線治療および直腸全間膜切除,選択的側方郭清を施行した症例の検討では良好な局所制御が報告されるが,今後,標準治療と比較した検証的な研究が必要である.
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