特集 外科医のための癌診療データ
臓器別最新データ
7.胆道癌
胆囊癌の外科治療
高屋敷 吏
1
,
清水 宏明
1
,
吉留 博之
1
,
大塚 将之
1
,
加藤 厚
1
,
吉富 秀幸
1
,
古川 勝規
1
,
竹内 男
1
,
久保木 知
1
,
鈴木 大亮
1
,
中島 正之
1
,
宮崎 勝
1
Tsukasa TAKAYASHIKI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.203-206
発行日 2012年10月22日
Published Date 2012/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104316
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覚えておきたいデータ
◆胆囊癌に対する外科切除術式は進展度やリンパ節転移などから決定され,近年,手術死亡率は1%前後を推移している.
◆進行癌症例に対する拡大手術では40~60%程度の合併症をきたし,その予後もfStage Ⅳbにおける5年生存率は6.3%と依然として不良である.
◆胆囊癌に対する術前あるいは術後補助化学療法の有効性を示すエビデンスはいまだ十分ではなく,臨床試験として施行されることが望ましい.
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