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特集 分子標的薬の有害事象とその対策
分子標的薬による血液毒性とその対策
Hematological toxicity by molecular targeting drugs and the management
照井 康仁
1
Yasuhito TERUI
1
1がん研有明病院血液腫瘍科
pp.878-881
発行日 2012年7月20日
Published Date 2012/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104139
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【ポイント】
◆造血細胞の増殖と分化には種々のチロシンキナーゼが重要な役割を果たしている.
◆マルチチロシンキナーゼ阻害剤のように,標的分子が多いほど血液毒性が出やすい傾向にある.
◆抗がん剤による骨髄抑制は,程度の強弱はあるにしても一部の抗癌剤を除いて共通する有害事象である.
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