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特集 分子標的薬の有害事象とその対策
分子標的薬による神経毒性とその対策
Adverse events of molecular targeted agents and supportive care:neurotoxicity
相羽 惠介
1
,
高原 忍
1
,
小林 和真
1
Keisuke AIBA
1
1東京慈恵会医科大学腫瘍・血液内科
pp.902-906
発行日 2012年7月20日
Published Date 2012/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104145
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【ポイント】
◆従来のcytotoxic dgentでは種々の有害事象を伴う.一方,分子標的薬では,その標的分子に特異的な反応系あるいはクロストーク的な範囲に作用が波及して有害事象が発現する.有害事象の発生機序はいまだ不明なことが多い.
◆分子標的薬の神経障害は,末梢神経障害が主体であるが,稀に重篤な中枢神経障害があるため,注意深い観察が必要である.
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