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特集 分子標的薬の有害事象とその対策
分子標的薬による肺毒性とその対策
Drug-induced lung disease
齋藤 好信
1
,
弦間 昭彦
1
Yoshinobu SAITO
1
1日本医科大学内科学講座呼吸器・感染・腫瘍部門
pp.897-901
発行日 2012年7月20日
Published Date 2012/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104143
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【ポイント】
◆薬剤による肺毒性の主たる病型は間質性肺炎であり,重篤となりやすいため,つねに念頭に置いておく必要がある.
◆薬剤性間質性肺炎の診断は鑑別診断に基づく.マネージメントも含めて呼吸器内科医との連携が重要である.
◆癌化学療法の前には間質性肺炎の副作用を説明し,症状が出現した場合に受診が遅れないよう指導する.
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