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特集 次代のMinimally Invasive Surgery!
手術侵襲と生体反応
Host response to surgical insult
深柄 和彦
1
,
安原 洋
1
Kazuhiko FUKATSU
1
1東京大学医学部附属病院手術部
pp.602-606
発行日 2012年5月20日
Published Date 2012/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407104058
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【ポイント】
◆侵襲後の満潮相では,傷ついた組織の早期修復と病原体の侵入防御のために代謝系,呼吸・循環器系,神経内分泌系,免疫系の反応が高まる.
◆SIRSなどの侵襲に対する生体反応を調節することが大侵襲後の予後改善のテーマとして注目されている.
◆食道切除術や肝胆膵領域の手術は大侵襲であり,術後の重症感染症や臓器障害発生が問題となるケースもある.
◆周術期の適切な栄養管理が低侵襲手術のためのパッケージの1つである.
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