Japanese
English
特集 「切除困難例」への化学療法後の手術―根治切除はどこまで可能か
肝内胆管癌に対する化学療法後の手術
Surgical resection after chemotherapy for initially unresectable intrahepatic cholangiocacinoma
大塚 将之
1
,
木村 文夫
1
,
清水 宏明
1
,
吉留 博之
1
,
加藤 厚
1
,
吉富 秀幸
1
,
竹内 男
1
,
古川 勝規
1
,
高屋敷 吏
1
,
久保木 知
1
,
鈴木 大亮
1
,
中島 正之
1
,
宮崎 勝
1
Masayuki OHTSUKA
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.60-64
発行日 2012年1月20日
Published Date 2012/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103909
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【ポイント】
◆化学療法剤の進歩によって,化学療法の効果から当初は切除不能と判断された症例も切除可能となる場合が少なからずみられるようになってきている.
◆最近はゲムシタビンやS-1による全身化学療法からのconversion therapyの報告が多くなってきている.
◆肝内胆管癌の治療の原則はあくまで外科切除であるが,conversion therapyの発展によって肝内胆管癌の手術適応も大きく変わる可能性がある.
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