特集 外科医のための最新癌薬物療法
Ⅰ章 臓器別薬物療法
8.胆道癌―②術後補助療法
加藤 厚
1
,
木村 文夫
1
,
清水 宏明
1
,
吉留 博之
1
,
大塚 将之
1
,
古川 勝規
1
,
吉富 秀幸
1
,
竹内 男
1
,
高屋敷 吏
1
,
久保木 知
1
,
鈴木 大亮
1
,
中島 正之
1
,
宮崎 勝
1
Atsushi KATO
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.196-200
発行日 2011年10月22日
Published Date 2011/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103805
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
- 参考文献
術後補助療法の適応とレジメン選択
術後補助療法の適応
・現状においては,胆道癌の術後補助療法におけるエビデンスレベルの高い報告はきわめて少なく,術後補助療法の適応に関する明確な基準はない.
・胆道癌は早期診断が困難であり,発見された時点では進行癌であることが多く,切除後の再発率も高いため,進行胆道癌症例や非治癒切除症例においては,術後の補助療法を考慮することが勧められる.
Copyright © 2011, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.