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特集 「切除困難例」への化学療法後の手術―根治切除はどこまで可能か
局所進行/切除不能膵癌に対する化学放射線療法後の根治切除の意義
Significance of curative-intent resection after chemoradiotherapy for locally advanced/unresectable pancreatic cancer
伊佐地 秀司
1
,
岸和田 昌之
1
,
村田 泰洋
1
,
小林 基之
1
Shuji ISAJI
1
1三重大学大学院医学系研究科肝胆膵・移植外科
pp.66-72
発行日 2012年1月20日
Published Date 2012/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103911
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【ポイント】
◆わが国で膵癌にゲムシタビンが保険適用となった2001年以降,有意に生存率の改善が得られている.
◆膵癌は切除可能(R),切除可能境界(BR),切除不能(UR)に分類して治療方針を立てることが重要である.
◆BRおよびUR膵癌に対しては化学放射線療法の施行後に再評価し,切除適応を判断する方法が推奨される.
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