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特集 悪性腫瘍の術中病理診断を効果的に活用する―どこを検索すべきか,どう対応すべきか
術中迅速病理診断―病理医の立場から
Intraoperative consultation;surgical pathologists' view
木村 徳宏
1
,
向井 万起男
2
Tokuhiro KIMURA
1
1慶應義塾大学医学部病理学教室
2慶應義塾大学病院病理診断部
pp.464-469
発行日 2011年4月20日
Published Date 2011/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103504
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【ポイント】
◆術中迅速組織診断は,手術における方針の決定に役立てるために,組織の凍結切片を用いて短時間に行う病理診断である.
◆迅速診断は時間・材料・方法の制約があり,一定の確率で診断保留や偽陰性が起こりうる.
◆迅速診断では,外科医と病理医の間のコミュニケーションが大切である.
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