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特集 胆道癌外科切除—再発防止のストラテジー
術中戦略
術中胆管断端の迅速病理診断
Intraoperative bile duct margin assessment for bile duct carcinoma
松山 隆生
1
,
森 隆太郎
1
,
熊本 宜文
1
,
武田 和永
1
,
遠藤 格
1
Ryusei MATSUYAMA
1
1横浜市立大学医学部消化器・腫瘍外科学
pp.40-45
発行日 2015年1月20日
Published Date 2015/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210606
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【ポイント】
◆術中胆管断端の迅速病理診断は,術式を左右する重要な診断技術であり,標本の採取にも細心の注意が必要である.
◆迅速標本を採取する際には粘膜だけの採取にならないように,線維筋層を含んだ全層で十分量採取しなければならない.
◆迅速病理診断における断端癌陽性が,上皮内か間質かでその意味も対応も異なる.両者の違いをよく理解する必要がある.
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