Japanese
English
特集 新しいエネルギーデバイスの構造と使い方のコツ
〔内視鏡下手術への応用〕
胸腔鏡下食道癌手術における新しいエネルギーデバイス
Novel energy devices in thoracoscopic esophagectomy for patients with esophageal cancer
竹内 裕也
1
,
大山 隆史
1
,
才川 義朗
1
,
北川 雄光
1
Hiroya TAKEUCHI
1
1慶應義塾大学医学部外科
キーワード:
食道癌
,
胸腔鏡下手術
,
エネルギーデバイス
,
偶発症
Keyword:
食道癌
,
胸腔鏡下手術
,
エネルギーデバイス
,
偶発症
pp.1524-1529
発行日 2010年11月20日
Published Date 2010/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103318
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
要旨:食道癌に対する胸腔鏡下食道切除術は,ひとたび気道系や大血管の損傷が生じたときには致命的となりかねないことなどが要因となり,いまだ広く普及した術式とは言えない.胸腔鏡下手術において精度の高い縦隔リンパ節郭清を偶発症なく施行するには,各エネルギーデバイスの特徴を理解して使用方法に習熟する必要がある.特に気道系,血管系,神経系(反回神経)に対する十分な配慮が必要であり,適切なエネルギーデバイスの選択や,基本に忠実な手術操作が重要である.
Copyright © 2010, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.