特集 内視鏡下消化管手術における手術デバイスの使い方─腹腔鏡・胸腔鏡手術からロボット支援手術まで
Ⅰ.剝離・切離デバイスの適切な選択とその上手な使い方 1)胸腔鏡下食道癌手術─胸腔鏡下縦隔郭清を例に
山﨑 誠
1
,
山本 宣之
1
,
張野 誉史
1
,
堀 創史
1
,
井上 健太郎
1
1関西医科大学外科学講座
キーワード:
縦隔郭清
,
胸腔鏡
,
エネルギーデバイス
Keyword:
縦隔郭清
,
胸腔鏡
,
エネルギーデバイス
pp.1689-1695
発行日 2023年11月15日
Published Date 2023/11/15
DOI https://doi.org/10.18888/op.0000003581
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
超音波凝固切開装置(ultrasonically activated device;USAD)やベッセルシーリングデバイス(vessel sealing device;VSS)などに代表されるエネルギーデバイスの進歩によって外科手術は大きな発展を遂げている。これらのエネルギーデバイスは,血管の凝固と切開を同時に行うことができることで出血の少ないドライな手術が容易になり,さらに近年では剥離操作も繊細に行えるような形状を備えて,内視鏡外科手術の発展に大きく寄与している。
Copyright © 2023, KANEHARA SHUPPAN Co.LTD. All rights reserved.