特集 外科医のための大腸癌の診断と治療
1.大腸癌の基礎
分子生物学からみた大腸癌の発生
山本 英一郎
1
,
鈴木 拓
1
,
豊田 実
1
,
今井 浩三
2,3
Eiichiro YAMAMOTO
1
1札幌医科大学生化学講座
2東京大学医科学研究所先端医療研究センター
3東京大学医科学研究所附属病院
pp.22-27
発行日 2010年10月22日
Published Date 2010/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407103244
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■大腸癌の発生においてはジェネティック,エピジェネティックな異常が密接に関連する.
■新たな発癌経路としてのserrated pathwayが提唱されている.
■癌幹細胞を標的とする画期的な治療法の開発が期待されている.
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