特集 できる!縫合・吻合
Ⅲ.部位(術式)別の縫合・吻合法
8.内視鏡下手術における吻合
腹腔鏡下胃全摘後再建
平松 良浩
1
,
金谷 誠一郎
1
,
春田 周宇介
1
,
河村 祐一郎
1
,
吉村 文博
1
,
稲葉 一樹
1
,
篠原 寿彦
1
,
石田 善敬
1
,
谷口 桂三
1
,
礒垣 淳
1
,
小森 義之
1
,
櫻井 洋一
1
,
宇山 一朗
1
Yoshihiro HIRAMATSU
1
1藤田保健衛生大学医学部上部消化管外科
pp.381-384
発行日 2009年10月22日
Published Date 2009/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102843
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はじめに
近年内視鏡下手術は,その発展・普及に伴い,悪性疾患に対しても適応が拡大されるようになってきており,胃癌でも中・下部領域の病変に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術が多くの施設で行われている1).
しかし,切除後再建の技術的困難性もあり,胃上部癌に対する腹腔鏡下胃全摘術は未だ広く普及しているとはいい難い.われわれは胃上部癌に対しても積極的に腹腔鏡下胃全摘術を施行しているので,その再建手技を概説する2~5).
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