Japanese
English
特集 癌en bloc切除とnon-touch isolation techniqueの考え方と実践
腹腔鏡下胃癌手術におけるen blocリンパ節郭清
Laparoscopic en bloc lymph node dissection for gastric cancer
宇山 一朗
1
,
櫻井 洋一
1
,
小森 義之
1
,
松井 英男
2
,
落合 正宏
1
,
蓮見 昭武
1
Uyama Ichiro
1
1藤田保健衛生大学医学部外科
2永寿総合病院外科
キーワード:
胃癌
,
腹腔鏡下手術
,
en bloc D2郭清
Keyword:
胃癌
,
腹腔鏡下手術
,
en bloc D2郭清
pp.19-24
発行日 2004年1月20日
Published Date 2004/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100512
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要旨:近年,器具と技術の進歩により腹腔鏡下リンパ節郭清が胃癌に対しても広く施行されつつある.リンパ節郭清の原則は系統的en bloc切除にある.しかしこの原則が腹腔鏡下手術において厳守され確立した手技として施行されているとは言い難いのが現状である.筆者らは進行癌を含む203例の胃癌に対し腹腔鏡下手術を行い,系統的en blocリンパ節郭清の手技を確立し,この腹腔鏡下en blocD2リンパ節郭清の安全性および確実性に関しても問題ないと判断している.よって筆者らの確立した腹腔鏡下en blocD2リンパ節郭清により一部の進行胃癌に対する腹腔鏡下手術を適応可能とした.
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