病院めぐり
NTT西日本大阪病院外科
門田 卓士
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1NTT西日本大阪病院外科
pp.1258
発行日 2009年9月20日
Published Date 2009/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102693
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〔当院の沿革〕
大阪城近辺を北限とし,真田山,天王寺,手塚山と南に向かって連なる上町台地は大阪で最も古い歴史を有する地域です.当院はこの上町台地のほぼ中央にあり,聖徳太子の建立と伝えられる四天王寺に近く,周辺は多数のお寺や学校があり,繁華な大阪の町の中心に近いにもかかわらず,閑静な環境に恵まれています.
当院の歴史は昭和17年2月に逓信省の職域病院として診療科9科,病床数150床で発足した大阪逓信病院に始まります.戦時中は陸軍病院として多数の傷病兵の治療にあたりましたが,昭和24年に電気通信省の所轄となりました.昭和27年には日本電信電話公社(いわゆる電電公社)に移行し,その後,昭和58年に保険医療機関に指定されると同時に一般開放され,総合病院として地域医療に貢献することとなりました.昭和60年の日本電信電話株式会社の設立とともに企業立病院となり,平成2年には病床数450床の,当時としては最新の病院情報システム,高度医療機器を備えるインテリジェントホスピタルとなりました.
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