連載 病院めぐり
NTT西日本大阪病院
徳川 吉弘
pp.746
発行日 2003年5月10日
Published Date 2003/5/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1409100938
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NTT西日本大阪病院は,昭和17年に当時の逓信省の所轄下に大阪逓信病院として創設され,創設以来40年間,職域病院として運営されてきました.しかし昭和58年に地域の要望に応えて保険医療機関の指定を受け,一般開放されました.その後,昭和60年の公社民営化に伴って,日本電信電話株式会社(NTT)の所轄となり,平成11年のNTTの東西分割によりNTT西日本大阪病院と名称が変更になりました.平成14年には日本医療機能評価機構の認定を受けることができました.NTTの所轄下にあるため院内のIT化が進んでいるように思われるかもしれませんが,平成15年3月にオーダーリングシステムが導入されたばかりです.今後さらにシステムを充実させ,受付の簡素化や会計事務の効率化などを行い,患者様の待ち時間の短縮をはかっていく予定です.
産婦人科スタッフは常勤医4名と研修医1名の5人体制で,42床の病床を運営しています.症例検討会および抄読会を毎週行い,研修医の指導を行うとともに最新の情報に遅れないように努力し,日常診療に活かすようにしています.また産婦人科内だけではなく,小児科とは周産期カンファレンスを,放射線科とはMRI,CTの読影カンファレンスを定期的に行っています.
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