Japanese
English
特集 実践に必要な術後創の管理
臓器/体腔SSIの管理
Management of organ/space surgical site infection
小林 美奈子
1
,
大北 喜基
2
,
毛利 靖彦
1
,
楠 正人
1,2
Minako KOBAYASHI
1
1三重大学大学院医学系研究科生命医科学専攻病態修復医学講座先端的外科技術開発学
2三重大学大学院医学系研究科生命医科学専攻病態修復医学講座消化管・小児外科学
キーワード：
臓器・体腔感染
,
CTガイド下ドレナージ
,
超音波ガイド下ドレナージ
Keyword:
臓器・体腔感染
,
CTガイド下ドレナージ
,
超音波ガイド下ドレナージ
pp.929-933
発行日 2008年7月20日
Published Date 2008/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102187
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要旨：Organ/space SSI（臓器・体腔感染）は縫合不全や遺残膿瘍などの手術操作を加えた部位に発生した腹腔内感染で，surgical site infection（SSI）のなかでは最も重症な合併症である．Organ/space SSIでは早期診断，早期治療が重要であり，診断には超音波検査やCT検査が有用である．治療としては，適切なドレナージ術と抗菌薬投与が重要であり，症例によって超音波ガイド下ドレナージやCTガイド下ドレナージ，手術的ドレナージが選択される．
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