Japanese
English
特集 Surgical Site Infection(SSI)の現状と対策
SSIの術前の予防と対策
Anti-surgical site infection best practice for preoperative patients
小林 美奈子
1
,
毛利 靖彦
2
,
登内 仁
1
,
楠 正人
1,2
Minako KOBAYASHI
1
1三重大学先進医療外科学講座
2三重大学先進医療外科学第2講座
キーワード:
手術部位感染
,
感染対策
,
術前準備
Keyword:
手術部位感染
,
感染対策
,
術前準備
pp.435-439
発行日 2005年4月20日
Published Date 2005/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100056
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要旨:手術部位感染(surgical site infection:SSI)は院内感染の1つで,アメリカのNNIS(National Nosocomial Infections Surveillance System)の最近の報告によれば尿路感染に次いで2番目に多く発症している.
SSIを防止することは手術を受ける人々にとって術後順調に経過し,早期に社会復帰できることが最大のメリットと考えられ,また在院日数も短縮され経済効果もあり,今後の医療において必要不可欠である.ここでは特に術前のSSI対策について述べる.
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