Surgical site infection(SSI)と創傷治癒
Surgical site infection(SSI) SSIサーベイランスとその効果
小林 美奈子
1
,
毛利 靖彦
,
楠 正人
1三重大学 大学院先端的外科技術開発学
キーワード:
院内感染
,
手術創感染
,
集団サーベイランス
,
発生率
,
感染予防管理
Keyword:
Cross Infection
,
Population Surveillance
,
Surgical Wound Infection
,
Incidence
,
Infection Control
pp.247-251
発行日 2008年3月1日
Published Date 2008/3/1
DOI https://doi.org/10.15106/J00393.2008126292
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
Surgical site infection(SSI)は院内感染の一つで、米国のNational Nosocomial Infections Surveillance(NNIS)システムでは尿路感染に次いで2番目に多く発生していると報告されており、本邦においてもSSI対策の重要性が唱えられている。SSIサーベイランスはSSI発生を低下させる一つのツールとして用いることができ、現在多くの施設がサーベイランスを行っている。本稿では、SSIサーベイランスとその効果につき概説する。
©Nankodo Co., Ltd., 2008