コーヒーブレイク
夜と朝の狭間
板野 聡
1
1寺田病院外科
pp.1756
発行日 2007年12月20日
Published Date 2007/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101982
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- 文献概要
私たちのような民間の病院では,毎晩の当直や休日の日直を役職に関係なく交代で受け持つこととなります.そんなに何度も起こされることはないとはいえ,やはり50歳を越えての当直は結構きついものです.
ある夜の当直のことです.夕食を終えてデスクワークを済ませ,詰め所で入院患者さんの報告を受けたのち,明日に備えて早々に布団に潜り込みました.最近は眠ることが私の健康法とばかりに,寝られるときには寝ることに決めていますが,疲れに誘われてすぐに眠りにつくことができました.ところで,私は若い頃から(名前のせいか)耳には自信があり,電話のコールがあると2回目には電話に出ることできるのが自慢です.そうは言っても,やはり当直の夜は眠りが浅いという証しなのかもしれません.
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