連載 町看護婦から医療を見ると・7
制度と生活の狭間で
新田 幸代
1
1新田クリニック
pp.597
発行日 2000年7月10日
Published Date 2000/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1686901247
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町看護婦として介護保険制度が導入される過程を見つめてきました。「社会の制度とはいったい誰のためにあるのか?」と考えさせられています。
患者さんの病状や障害を知り,どんな生活をしているのか,困っていることは何かなどを観察し,患者さんの思いを丸こと受け止めること……そして,訪問看護や訪問入浴サービス,ショートステイやデイケア・デイサービス,ホームヘルパーの導入などの必要性を考え,患者さんと相談しながら計画・実践していくことは,町看護婦の看護過程でした。
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