Japanese
English
臨床報告 1
治癒切除しえた右副腎悪性褐色細胞腫の1例
A case of malignant pheochromocytoma of the right adrenal gland performed curative surgical resection
水沼 和之
1
,
春田 直樹
1
,
新原 亮
1
,
艮 雄一郎
1
,
川西 秀樹
1
,
岡田 武規
2
Mizunuma Kazuyuki
1
1あかね会土谷総合病院外科
2あかね会土谷総合病院循環器内科
キーワード:
悪性褐色細胞腫
,
副腎腫瘍
,
治癒切除
,
化学療法
Keyword:
悪性褐色細胞腫
,
副腎腫瘍
,
治癒切除
,
化学療法
pp.1419-1423
発行日 2003年10月20日
Published Date 2003/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101544
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はじめに
悪性褐色細胞腫は稀な疾患で,その治療として手術療法以外に有効な手段がないとされているが,診断時には進行したものが多く,一般的には手術不適応のことが多い1).今回,筆者らは明らかな転移および局所浸潤がなく,外科的に摘除しえた9cm大の副腎原発悪性褐色細胞腫の1例を経験したので報告する.
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