Japanese
English
臨床研究
治癒切除が可能であった原発性虫垂癌7例の検討
Seven cases of primary appendiceal carcinoma in which curative resection was possible
水沼 和之
1
,
中塚 博文
1
,
藤高 嗣生
1
,
中島 真太郎
1
Kazuyuki MIZUNUMA
1
1呉市医師会病院外科
キーワード:
原発性虫垂癌
,
治癒切除
,
粘液囊胞腺癌
,
腺癌
Keyword:
原発性虫垂癌
,
治癒切除
,
粘液囊胞腺癌
,
腺癌
pp.81-83
発行日 2006年1月20日
Published Date 2006/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100336
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はじめに
原発性虫垂癌は稀な疾患であり,術前に確定診断を得ることは困難とされている.大部分は虫垂炎,虫垂周囲膿瘍,回盲部腫瘍などの診断で手術が施行され,術中所見および術後の病理学的検索によって虫垂癌と確定診断されることが多い1).
今回,われわれは治癒切除が可能であった原発性虫垂癌7例を経験し,その臨床的特徴を検討したので,文献的考察を加えて報告する.
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