Japanese
English
臨床報告・1
上腸間膜動脈再建を行った悪性褐色細胞腫の1治験例
A case of malignant pheochromocytoma performed restitution of superior mesenteric artery
小杉 郁子
1
,
浦山 博
1
,
川上 健吾
1
,
笠島 史成
1
,
原城 達夫
2
,
宮森 勇
2
Ikuko KOSUGI
1
1金沢大学医学部第1外科
2金沢大学医学部第2内科
キーワード:
悪性褐色細胞腫
,
上腸間膜動脈再建
Keyword:
悪性褐色細胞腫
,
上腸間膜動脈再建
pp.1523-1526
発行日 1995年11月20日
Published Date 1995/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407902150
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はじめに
褐色細胞腫は二次性高血圧の代表的疾患であり,放置すれば心不全や脳出血で死亡する危険性も大きく,また各種の内分泌疾患で神経系疾患の合併など病因論的にも興味深い腫瘍である.今回われわれは腹部大動脈前面に再発したと考えられる悪性褐色細胞腫に対し,腫瘍指出術を施行し完全切除をなしえたと思われるので報告する.
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