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特集 腹腔鏡下大腸切除術のコツ
腹腔鏡下大腸切除術の適応とその根拠
Laparoscopy-assisted colorectal surgery:indications and supporting evidences
河村 裕
1
,
小西 文雄
1
Kawamura Yutaka
1
1自治医科大学附属大宮医療センター外科
キーワード:
腹腔鏡下大腸手術
,
良性疾患
,
大腸癌
,
RCT
Keyword:
腹腔鏡下大腸手術
,
良性疾患
,
大腸癌
,
RCT
pp.465-469
発行日 2003年4月20日
Published Date 2003/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101354
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腹腔鏡下大腸手術が初めて報告されてから10年あまりが経過し,徐々にその適応が明らかになりつつある.良性疾患(クローン病,潰瘍性大腸炎,大腸憩室症,腺腫など)に関しては一部の症例を除き腹腔鏡手術の可能性を考慮する.大腸癌に関してはrandomized controlled trialの結果が報告されつつあり,腹腔鏡手術を受けた群の長期成績は開腹群よりもよい傾向にあるとの報告もある.腹腔鏡下大腸手術の適応は遠隔成績を検討しつつ決定していく必要がある.
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