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特集 腹腔鏡下大腸切除術のコツ
腹腔鏡下大腸切除に用いる器具・器材
Instruments and eguipments in laparoscopic colectomy
渡邊 昌彦
1
,
長谷川 博俊
1
,
西堀 英樹
1
,
石井 良幸
1
,
北島 政樹
1
Watanabe Masahiko
1
1慶應義塾大学医学部外科
キーワード:
腹腔鏡下大腸切除
,
超音波切開凝固装置
,
内視鏡外科
Keyword:
腹腔鏡下大腸切除
,
超音波切開凝固装置
,
内視鏡外科
pp.461-463
発行日 2003年4月20日
Published Date 2003/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101353
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腹腔鏡下大腸切除の原則は剝離・授動と血管処理であり,基本的には腸管や膜を愛護的かつ確実に把持・挙上できる鉗子を選択することが重要である.また術式の各場面においてどの器具をどのトロッカーから導入し,術者と助手がどのようにそれらを扱うかについてあらかじめ打ち合わせてこそ手術の標準化が可能となる.また使用器材の取り扱いのノウハウを熟知して安全な手術がはじめて施行できる.各施設で術式に応じた器具・器材を選択し,使用法を外科医と介助者が十分に打ち合わせて詳細なマニュアルを作成することが望まれる.場当たり的に器具・器材を用意させることは手術の安全性を損なうため厳に慎むべき行為だからである.
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