Japanese
English
特集 消化器外科医に必要な低侵襲治療の知識
肝腫瘍に対するRF療法の成績とその現状
Radiofrequency ablation therapy for the hepatic malignancies:treatment response and present condition
南 康範
1
,
鄭 浩柄
1
,
高橋 俊介
1
,
井上 達夫
1
,
上嶋 一臣
1
,
福永 豊和
1
,
工藤 正俊
1
Yasunori MINAMI
1
1近畿大学医学部消化器内科
キーワード:
肝細胞癌
,
転移性肝癌
,
ラジオ波焼灼術(RFA)
Keyword:
肝細胞癌
,
転移性肝癌
,
ラジオ波焼灼術(RFA)
pp.1193-1199
発行日 2006年9月20日
Published Date 2006/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407101127
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要旨:ラジオ波焼灼術(RFA)は高い局所制御能から肝細胞癌の局所治療として用いられており,外科治療とともに根治性の高い治療法として位置づけられている.肝癌治療には外科切除,RFA,経カテーテル的治療などが挙げられ,また,それらを組み合わせた治療も合わせると複数の治療法の選択肢がある.その治療法選択には病期や肝予備能に基づいて内科,外科,放射線科など各科を横断したトータル・マネージメントが必要である.臨床の場では,各科の意見交換からコンセンサスを築くことが大切である.
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