特集 小外科・外来処置マニュアル
Ⅳ.胸部
52.乳腺腫瘤
北村 薫
1
,
北村 昌之
1
,
杉町 圭蔵
1
Kaoru KITAMURA
1
1九州中央病院乳腺外科
pp.168-171
発行日 2004年10月22日
Published Date 2004/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100828
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乳腺,胸壁およびリンパ節などの表在性腫瘤は,患者自身がしこりに気づいて受診のきっかけとなることが多い.また,エコー検査や細胞診,(針)生検などの診断手技がベッドサイドで比較的容易に行えるため,初診時にこれらの処置を行うことも多く,適切な診断の手順と,主な検査手技や処置方法を日頃から習得しておく必要がある.
本稿では特に,乳腺腫瘤を中心に正しい診断に至るまでのアプローチについて述べる.
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