Japanese
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特集 臨床医のコモンセンス・1―内科医に必要な他科知識
外科
乳腺腫瘤
Breast Tumor
西村 理
1
Satoru Nishimura
1
1天理よろづ相談所病院腹部一般外科
pp.850-851
発行日 1992年10月15日
Published Date 1992/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1414900586
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- Abstract 文献概要
・乳癌罹患数は増加の傾向にある.
・視診で左右差に注意し,触診は患者の腫瘍自覚部位と外上四半(乳房の外側上部の1/4)を重点的に行う.
・腫瘤を触れなくても乳癌は否定できない.40歳以上ではマンモグラフィーを勧め,自己検診を指導する.
・腫瘤を触知する場合,全例が病理組織診の候補で,外科医へのコンサルトを要する.
・乳癌の治療は病期に応じて選択できる.
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