臨床外科交見室
安達氏論文「鼠径ヘルニアの手術は必要か」に対する愚見
岡崎 誠
1
Makoto OKAZAKI
1
1市立伊丹病院外科
pp.349
発行日 2006年3月20日
Published Date 2006/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407100389
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本誌に掲載された安達氏の論文「鼠径ヘルニアの手術は必要か」1)に対して愚見を述べさせていただきます.
まず,「鼠径ヘルニアには手術」と何の疑いもなく信じている外科医にとって非常に考えさせられる論文です.従来,外科医が常識あるいは当然と考えていることがはたして正しいのであろうかということをつねに反省すべき,あるいは問うべきであるという姿勢が感じられ,思わずどきっとする表題でした.
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