Japanese
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脳・脊髄のMRI画像アトラス
脳・脊髄のMRI画像アトラス結核性髄膜炎の経時的MRI
Serial MRI of Tuberculous Menillgitis
森岡 隆人
1
,
西尾 俊嗣
1
,
大原 信司
1
,
福井 仁士
1
,
三原 太
2
,
楠原 浩一
3
1九州大学大学院医学系研究科脳神経外科
2九州大学大学院医学系研究科放射線診療科
3九州大学大学院医学系研究科小児科
pp.1030-1031
発行日 2000年11月1日
Published Date 2000/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406901686
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- Abstract 文献概要
結核性髄膜炎は,近年肺結核の頻度が再び増加していることから,中枢神経系の感染症で忘れてはならない疾患のひとつである。その診断にはMRIが有用であるとされているが4),経時的MRIの報告は少ないので,症例を呈示する。
症例 2歳男児(NS960282)。1994年6月(5カ月時)に父親が健康診断で肺結核と診断され,その際に行ったツベルクリン反応が強陽性であったため,抗結核剤(isoniazid;INH)の予防的投薬を母親と共に受けていたが,1〜2カ月で怠薬していた。
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