「脳と神経」への手紙
「歩行障害のみを主症状とする頸椎症性脊髄症」について
福武 敏夫
1
1千葉大学医学部神経内科
pp.202
発行日 1998年2月1日
Published Date 1998/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406901247
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「脳と神経」編集委員会御中
前略
貴誌7月号掲載の谷口らによる原著論文「歩行障害のみを主症状とする頸椎症性脊髄症の存在とその臨床ならびに画像所見の特徴について」1)を拝読しました。このような一群があるらしいことは臨床経験の中で時々感じておりましたので,大変興味を持ちました。歩行という反射的な動作における頸髄レベルの重要な役割はよく知られているところだからです2)。
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