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海外文献抄録
ハンチントン病における内分泌機能—2年半follow-up,他
Endocrine functions in Huntington's disease—AA two-and-a-half years follow-up study/Kremer HPH, Roos RAC, Frölich M, Radder JK, Niewenhuijzen Krusenian AC, Van der Velde A and Buruma OJS/J Neurol Sci 90: 335-344, 1989
大友 英一
1
1浴風会病院
pp.834-835
発行日 1989年8月1日
Published Date 1989/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406206378
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ハンチントン病は優性遺伝による疾患であり,糖代謝障害が指摘されているが,糖尿病の存在は記載されていなかった。
一方,糖代謝障害を見出し得ないとの成績もあるが,最近のFarrer (1985)の疫学的調査では一般人口に比し糖尿病の観察の高いことが報告されている。また本症には生長ホルモン(GH)分泌の異常が指摘され,24時間中血漿濃度が増加し夜間分泌が増え,糖負荷試験時に逆説的に上昇することが報告されている。
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