書評
—Martin A. Samuels 編 平山惠造 監訳—神経内科治療マニュアル 第3版
濱口 勝彦
1
1埼玉医科大学神経内科
pp.250
発行日 1989年3月1日
Published Date 1989/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406206274
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「神経内科治療マニュアル第3版」の訳本についての書評を依頼されたので,前の版の書評と重複があるかも知れないが,その特徴について述べる。
1. 神経内科治療マニュアルの出版に関する著者の意図は,従来神経疾患に有効な治療法はないと言われていた一般的な考え方に対して,治療可能な病態を明確にし,積極的に治療をしようというものである。監訳者の日頃の考え方に一致したものであり,その熱意が窺われる。
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