糖尿病患者における瞳孔反射および定量的知覚運動機能テスト，他

Papillary light reflex and quantitative sensory and motor neural function tests in diabetic patients: Lanting P, Heimans JJ, Reulen JPH, Nauta J and van der Veen EA/J Neurol 235: 245-247, 1988

　糖尿病患者に瞳孔の対光反射の異常が知られている。糖尿病例では自律神経症状および末梢神経症状の有無にかからわず瞳孔の収縮反応の潜時が延長しているとされている。しかし，自律神経症状，末梢性（体制）神経症状との関連については不明のことが多い。

　本研究では自律神経性（副交感神経性）瞳孔障害と末梢性小神経線維性の障害との関連を検討した。