Japanese
English
特集 Positron Emission Tomography
ポジトロンCT—装置とその利用
Review of the system of positron emission tomography and its clinical application
舘野 之男
1
,
宍戸 文男
1
Yukio Tateno
1
,
Fumio Shishido
1
1放射線医学総合研究所臨床研究部
1Division of Clinical Research, National Institute of Radiological Sciences
pp.827-843
発行日 1982年9月1日
Published Date 1982/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204992
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Ⅰ.はじめに
放射線医学総合研究所では,1973年医学専用サイクロトロンの運転を始めて以来,研究の一環としてサイクロトロンで生産する超短半減期ポジトロン核種の医学利用を推進してきた。その目的のため,放射線計測装置としてのポジトロンカメラの開発も行ない,1975年には焦点検出器型ポジトロンカメラを,1976年には多結晶対向型ポジトロンカメラを,1979年にはリング型ポジトロンCT装置を完成させ,臨床に応用してきた。
今回はこれらの経験をふまえ,ポジトロンCTおよびその臨床応用について概説する。
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