--------------------
あとがき
平山 恵造
1
1千葉大
pp.557
発行日 1980年5月1日
Published Date 1980/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1406204592
- 有料閲覧
- 文献概要
人名を冠する病名や症状名はなるべく廃止すべきである,という意見が一時人々の口に上つたことがあつた。殊に神経学の領域では人名のついたものが非常に多いということが理由の一つであつたと記憶している。
eponymが用いられる理由は様々である。その病気や症状を発見,記載した人の名を冠している場合や,はじめて見つけた人でなくて再発見者の場合もあり,またその価値を指摘した人のこともあり,さらにはその病気や症状を集大成した人の名が冠されている場合もある。
Copyright © 1980, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.